二月。。。

二月。。。

退職が決まっていた職場の最後の行事では、大ホールでの本番に、
緊張のドキドキなのか、例の心臓のバクバクなのか区別がつかなくなっていて、
「この地下のホールからは、本番が終わるまで出ることができないんだっ」
という気持ちから、また発作が起きてしまったらどうしよう・・・
と、考えれば考えるほど心臓がドキドキしてきてしまい、
手に冷や汗をかいて、息をするのが苦しくなってきました。

 

 

 

今思えば、つり橋で恋に落ちてしまう勘違いと同じだったのですが。

 

 

 

つり橋を渡っていてドキドキしているのに、その時 隣に居る異性に
「恋をしているから・・・?」
と、心臓の警告を恋と勘違いして恋に落ちてしまうパターンです(笑)

 

 

 

緊張しているドキドキを、発作の前触れのドキドキと勘違いをして
自ら、自分の身体を
余計に発作の方向に持っていってしまっていたのですね。

 

 

 

そして、暖房の空気にものぼせてしまって気分が悪くなり、
ワイパックスを飲んで顔を洗いました。

 

 

 

 

二月。。。
何とかやり遂げました・・・。

 

 

 

本番は成功して、思い出に残る行事となりましたが、
と同時に、それからこのホールに入ると息苦しくなり、
友達の舞台を観に行っても、自分が踊る時ですら、
やはりこの時と同じように心臓がドキドキと発作の予兆が始まるようになりました。

 

 

 

出掛けるたびに同じようなことが起き、
その度に苦手な場所が増え、
どんどん出掛けられる場所が減っていきました。

 

 

 

 

三月末。。。

 

 

 

子ども達の卒業と同時に、私も退職する事になりました。
狭い体育館にたくさんの父兄が集まり、
子ども達との別れと人混みの息苦しさで胸がいっぱいの卒業式でした。

 

 

 

子ども達を送り出して校庭に出てから、
舞い散る桜の花びらが私達の門出をお祝いしてくれているのと、
なんだかとってもホッとして
また思わず涙が出てきたのを覚えています。

 

 

 

 

二月。。。
その時の写真です・・・。

 

 

 

退職してからは、踊りを仕事にしていくために
レッスンを頑張るつもりでしたが、
張り詰めていた気持ちが一気に抜けてしまったようでした。

 

 

 

一ヶ月程は子ども達の事を考えては
「今頃どうしているのかなぁ。。。」
と、ため息ばかりつく毎日で、
暖かくなってきて身体を動かしやすくなるはずなのに、
なぜか身体が重くて気持ちが落ち込み、
なかなか布団から起き上がれなくて
昼過ぎまでごろごろとしてしまっていました。

 

 

 

 

二月。。。
こんな風に皆と撮った写真を見ては、
在職中のことを思い出していたんです・・・

 

 

 

今まで頑張ってきた仕事が、
急に全くなくなってしまった無気力感。

 

 

 

踊りで食べて行きたい!と強く願っていても、先の見えない不安。。
彼も就職をして新社会人となり、今までのように会ったり、
頻繁に連絡したりできなくなった寂しさ。。。

 

 

 

急に自分の居場所がどこにもなくなってしまった気がして、
なんともできない不安に襲われて、
夜になかなか寝付けなくなってしまいました。

 

 

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