仕事に支障が出始める(続き)

仕事に支障が出始める(続き)

春の暖かい日でした。

 

 

 

仕事で、子ども達をプラネタリウムに引率する日、
中に入ると既に真っ暗でしーんとしていることに怖くなってしまい、
とっさにワイパックスを飲みました。

 

 

 

一人の男の子が
「せんせ〜い!暗くて怖いよぉ〜」
と泣きながら私の所へやってきました。
私も怖くて身を固くしていたところだったので
「そっか。なにも怖いことないよ〜 綺麗なお星さまが観れるんだよ♪」
と伝えたら、その子は私の膝の上に座りたい と言ってきました。
するともう一人の女の子も私のところに怖いと言いに来たので、
結局、暗闇が怖い子ども達が私の両脇に座り、手をつなぐことになりました。

 

 

 

天体ショーが始まり、子ども達から わーっ♪ きゃーっ♪ っと歓声があがる中、
私は怖がりな子ども達と手を握りあって
「怖くないよ。綺麗だねぇ」
と、子どもと自分に言いきかせていました。

 

 

 

あんなに汗ばんだ手を握っていて、子ども達は安心できていたのでしょうか?
私は一緒に怖さを共有してくれる子が近くに居てくれて救われましたが・・・・
ホントに情けないですが。

 

 

 

 

 

そして夏になり、お泊り保育の場でも差し支えが出てしまいました。

 

 

 

山奥の鍾乳洞内のあらゆるスポットに、
職員が分散して子ども達のチェックポイントに立たなくてはいけなかったのです。
暗くて狭い場所に入るだけでも怖いと思っているのに、
<鍾乳洞の奥の方に一人で待っていなくてはいけない>
なんて、今の私には到底 無理なことでした。

 

 

 

そこで主任の先生に、自分がパニック障害だということを伝えました。

 

 

 

主任の先生は、それがどうゆう病気なのかはご存知なく、
私自身もあまり理解していなかったのでうまく説明ができなかったのですが、
どうにか納得してもらい、ありがたいことに私は鍾乳洞の入り口に立つ係にしてもらえました。

 

 

 

しかし。。。

 

 

 

お泊り保育の当日を迎えて、集合場所からバスに乗り込むと、
子ども達のパワーに圧倒されて元気をもらってはいるものの

 

 

 

密室のバスで、「窓は開けてはいけません」の注意事項
乗り物酔いをしてもどしてしまう子のケア
その臭いで空気の悪さ
バスの前に立ち、進行方向に対して後ろを向いてのバスレクレーションの進行
そしてくねくねの山道。。。

 

 

 

もともと酔いやすい私でしたが、
例年 お泊り保育でバス酔いはしなかったので、
自分でも<まさかっっ>という感じでした。

 

 

 

子どもにつられて気分は悪くなっていたのですが、
人気のない細い山道に差し掛かってきた時に
急に不安が襲ってきました。
「今 私が発作を起こしてしまったら、降りられないし、
子ども達はどうなっちゃうんだろう・・・・」
と、バスから降りられないことに不安を感じて、
乗り物酔いも乗じてどんどん具合が悪くなってきました。

 

 

 

慌ててワイパックスを飲み、「これで発作は来ない!」と言いきかせて
その場をしのぎました。

 

 

 

 

 

 

仕事に支障が出始める(続き)

 

鍾乳洞のチェックポイントは入り口担当だったので大丈夫でしたが、
困ったのはお風呂当番でした。

 

 

 

子ども達がクラスごとにお風呂に入るのを手伝う係で、
頭を洗う手伝い、お風呂に浸かってなどなど。。。

 

 

 

全部のクラスの子ども達をお風呂に入れるために、
2時間ほど湯気の沸き立ったお風呂場に
居続けなくてはいけなくて、
熱さと酸欠のような状態でのぼせたような状態でまた息苦しくなってしまいました。

 

 

 

結局、途中で他の先生に代わってもらってしまいました。

 

 

 

職員として、仕事として役割を与えられているのに、
こうして仕事に差し支えが出てきてしまうことが情けなくなりました。

 

 

 

夜も真っ暗の中、子ども達が寝ているのを見ていなくてはいけなかったのですが、
山の中で街灯もなく、帰りたくても帰れなくて、
携帯も圏外で暗い中どんどん不安が募っていき、
これも親元を離れてお泊りに来ている子ども達と同じ心境でした。。。

 

 

 

そして夜にまたワイパックスを飲みました。

 

 

 

少し休憩をもらった時に、宿のロビーでボーっとしながら退職を決意していました。

 

 

 

 

 

<<日常生活でも不安が・・・>>

 

 

 

仕事だけでなく、プライベートでもどんどん出掛けることに
不安が付きまとい始めていました。
職場は電車は使わなくて大丈夫だったので、
通勤に遅れてしまう事はありませんでしたが、
友達と待ち合わせていても、電車で向かうのは
「また遅刻してしまったら大変!」
と、以前 電車で具合が悪くなった時のことを思い出してしまい、
だんだん特急電車を避けて 急行に、いや各停で。。。
と、時間がかかってでも、
自分の意志で降りられない電車を避けるようになっていました。

 

 

 

車でみんなで出掛ける時も、ワンボックスカーで
ぎゅうぎゅうに乗り込んで出掛けることができなくなってしまいました。
彼に別の車で連れて行ってもらい、
高速道路でも渋滞情報があれば高速から降りてもらったり、
長いトンネルのある道は避けて通ってもらいました。

 

 

 

仕事に支障が出始める(続き)

 

車での移動の時はこんな風に寝ていました。
これも知らない間に、彼が撮っていました。

 

 

 

スノーボードに行ってもゴンドラに乗れずに下で待っていたり、
リフトも一人では乗れず、、、
という思いをして、次からは誘われても断るようになってしまいました。

 

 

二月。。。のページに進む


 
TOP パニック障害発作きっかけ なぜ起きるのか? ワイパックス パニック障害 完治